【RTA解説】星のカービィ 夢の泉の物語 - コピー能力ミックスの仕組みとRTAにおける実践
ミックスとは
コピー能力持ちの敵を2体以上同時に飲み込んだ場合、得られるコピー能力はすべてのコピー能力の中からルーレット形式で選ばれる。
ルーレットの順番は常に固定だがルーレットの開始位置は吸い込んだ敵によって異なり、一番最後に吸い込まれた敵のコピー能力がルーレットの開始位置となる。
また、ルーレットの順番は以下の通り(UFOの次はファイア→スパーク→……と最初に戻る)。
- ファイア
- スパーク
- カッター
- ソード
- バーニング
- レーザー
- マイク
- ホイール
- ハンマー
- パラソル
- スリープ
- ニードル
- アイス
- フリーズ
- ハイジャンプ
- ビーム
- ストーン
- ボール
- トルネイド
- クラッシュ
- ライト
- バックドロップ
- スロウ
- UFO
ルーレットは4フレームごとに能力が切り替わるが、放置していると次第に回転がゆっくりになり、最終的には特定の位置で自動で停止するようになっている。 またルーレットの表示は特殊で、実際の順番とは異なる能力が表示されたり、コピー能力ではない「大砲」や「ワープスター」といった表示も挿し込まれてたりしているため、目押しで狙いのコピー能力を当てることが難しくなっている。
ミックスのテクニック
確定ミックス
ルーレットの開始位置を0番目としたとき、1番目と7番目の能力は確定で当てることができる。
1番目を狙うには、敵を吸い込んだ際にBボタンを押したままにしてそのまま飲み込めばよい。
7番目を狙うには、飲み込んだら放置して勝手に止まるのを待つと必ず7番目が当たるようになっている。
準確定ミックス
ルーレットの開始位置を0番目としたとき、6番目の能力はルーレットが勝手に止まる位置の一つ手前である。
ルーレットが止まる直前は回転が非常にゆっくりであるため、6番目の能力は目押しでも容易に当てることができ、これを準確定ミックスと呼ぶ。
RTAにおける実践
1-1 (Any% NMG / 100% NMG)
ビーム(先)+ ビーム(後) → トルネイド(3番目)
このゲームのRTAにおいてもっとも基本的なミックス。まずはこれができるようになるまで練習しよう。
1-1 (Any% UFO)
ビーム(先)+ ビーム(後) → UFO(8番目)
1-1後半でUFOのコピー能力が手に入る隠し部屋は存在するが、最初でミックスしてしまったほうが速い。
1-1 (Any%)
ビーム(先)+ ビーム(後) → ストーン(1番目・確定)
ストーン自体は簡単に手に入るのでありがたいが、その後のことはしらね。
3-2 (Any% NMG / 100% NMG)
ストーン(先)+ ストーン(後) → UFO(7番目・確定)
ロッキーを2体吸い込んでUFOを作る。スパイニーが混入してさっき捨てたはずのトルネイドが戻ってくる事故がまれに起こるので注意。
Any% UFOのリカバリー策としても使える。
3-3 (Any% NMG / 100% NMG)
ハイジャンプ(先)+ ハイジャンプ(後) → トルネイド(4番目)
走りながらスターマン2体を同時に吸い込んで行う。近いほうなので当てやすい。
アイス(先)+ ニードル(後) → トルネイド(7番目・確定)
ハイジャンプから作るのに失敗した際のリカバリーチャート。
ニードル(先)+ アイス(後) → トルネイド(6番目・準確定)
ハイジャンプから作るのに失敗した際のリカバリーチャート。スパイニーとペンギーの吸い込み順はよく逆になりやすいので、ルーレットをよく見て確定か準確定かを判断すること。
3-3 (Any% UFO)
ハイジャンプ(先)+ ハイジャンプ(後) → UFO(9番目)
捨てたばかりのUFOをここで作る。
3-5 (Any% NMG / 100% NMG)
スパーク(先)+ ソード(後) → トルネイド(15番目)
攻めチャート。3-4終了時点でリセットして乱数を初期化しておくと吸い込みが安定する。
3-5 (コピー能力を失った時のリカバリー策)
ソード(先)+ スパーク(後) → ハンマー(7番目・確定)
ボス戦前にコピー能力がない状態になってしまったら、3-5に戻ってこの方法でハンマーを作ると安定する。
3-Boss (ボスとたいけつする)
ファイア(先)+ ファイア(後) → UFO(23番目)
ボスとたいけつするモードで必要なミックス。
Mr.ブライト(太陽の方)の出す星がファイアの能力を持っているのでそれを利用するが、最遠ミックスなので難しい。
4-4 (Any% NMG / 100% NMG)
パラソル(先)+ ソード(後) → ホイール(4番目)
同時吸い込みが若干難しいので慣れておくこと。
スパーク(先)+ ビーム(後) → UFO(8番目)
4-4の難易度を跳ね上げている主要因。 まず2体同時に吸い込むこと自体が非常に難しいうえにチャンスが1度きりしかない。
4-5 (Any% NMG)
ソード(先)+ ソード(後) → バーニング(1番目・確定)
スライディングの慣性を利用して2体動時に吸い込む。
4-5 (100% NMG)
ソード(先)+ ソード(後) → トルネイド(15番目)
100%の攻めチャート。これができると4-6が楽になる。
5-1 (Any% NMG / 100% NMG)
ストーン(先)+ ストーン(後) → トルネイド(2番目)
当てやすいが、たまに同時吸い込みをミスる。
5-2 (Any% UFO)
スパーク(先)+ バーニング(後) → UFO(19番目)
縦移動地帯のスパーキーとフレイマーを落下しながら吸い込んで行う。
5-5 (100% NMG)
ファイア(先)+ ハイジャンプ(後) → UFO(9番目)
100%の攻めチャート。ホットヘッドの動きがランダムなので乱数調整しないと同時に吸い込むのが難しい。
5-6 (100% NMG)
ホイール(先)+ ホイール(後) → ハンマー(1番目・確定)
このステージではスイッチ部屋へ行くのにハンマーが必要だが、ステージ内でハンマーは手に入らない。しかし丁度良くホイールが大量にいるので、確定ミックスでハンマーを現地調達できる。
6-1 (100% NMGでコピー能力を失った時のリカバリー策)
バーニング(先)+ スパーク(後) → ハンマー(7番目・確定)
100%のときはハンマーを失う事故が起こりやすいので、この方法でハンマーを回収する。
6-2 (100% NMGでコピー能力を失った時のリカバリー策)
スパーク(先)+ スパーク(後) → ハンマー(7番目・確定)
本当に本当の最終手段。スイッチ部屋の一つ前のスパーキー2体がいる部屋で、スパーキーが2体近づくのを待ってから同時に吸い込む。
6-3 (100% NMG)
バーニング(先)+ バーニング(後) → UFO(19番目)
100%の攻めチャート。6-3のギミックはUFOですべて解決できる。
6-4 (100% NMG)
ボール(先)+ ソード(後) → バーニング(1番目・確定)
ミックス自体は確定だが、バブルスの誘導に乱数調整が必要。
7-3 (Any% NMG / 100% NMG)
スリープ(先)+ スリープ(後) → トルネイド(8番目)
比較的近いのでこれも狙いやすくはある。